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突然、介護施設からの退所依頼が
8月27日、母の介護施設から突然の退所依頼の連絡。
理由は、アルツハイマー型認知症の母の介護度が下がり、制度上利用できないということでした。
タイムリミットは5日!
余りにも突然の事で驚く私に提示された代替案。
①月額40万円全ての費用を実費で支払う。
②月額30万円の隣の老人ホームに移る。
③5日以内に次の施設を探して移る。
間に合わない場合は、実費を日割りで支払うということでした。

とにかく施設を探すしかない!
タイムリミットは5日。いえ、4日半。
包括センターに電話するも制度上の決定と取り合ってもらえない。
2か所の紹介センター紹介され、自分で探すようアドバイスされました。
包括センターの電話を切ってそのまま【しずなび介護ナビ】に電話するも、担当者が不在(案件で外出)と言うことで連絡待ち。
夕方になって、やっと連絡が取れる。
米田相談員との出逢いが全てをスムーズに
今回も、出逢いが奇跡を起こしました。
担当の米田相談員との出逢いが全てをスムーズに運んでくれたのです。
米田さんに事情を説明すると、2年以上施設で過ごした人の介護度を下げ、5日で退去勧告するとはありえないと言って下さいました。
そうは言っても、決定は覆せない。
再申請も2ヶ月は掛かる。
8月28日
一ヵ所目の施設の見学に向かいました。
米田さんとも初対面。
その場で介護度と受け入れ先のホームの違い、介護度と介護報酬の違いなどの説明を受けました。
その場の介護のプロたちも、母の状態を聞き「ありえない」の連発。
お役人の人的ミスなのか、緊縮財政の影響なのか?
だとしたら、これからこういう事例が増えるかもしれない。。。
日曜日は施設見学ができないので、月曜日の連絡を待つことに
別れ際
「大丈夫!ゼッタイ間に合わせます!」
こう言い切って下さったおかげで、少し気持ちが安定しました。
30日施設見学、即契約。31日引っ越し。
30日11時に施設を見学、即契約。
タイムリミットの5日ギリギリの31日の夕方引っ越し完了。
一件落着となりました。
コロナ禍のこの時期、異例のスピード。
ベテラン相談員の米田さんの経験と人的ネットワーク、フットワークのおかげです。
感謝してもしきれません。
本当にお世話になり、ありがとうございました。
ただ、コロナで会えない間に、母は私が分からなくなってしまいました。
寂しいけれど、忘れてくれた方が母には返って良かったかも。。。
両親を在宅で介護すること約18年。
東京で暮らしている時も、毎月一週間は実家に通いました。
その間には、ケアマネージャーさん、ヘルパーさんたちに大変お世話になりました。
訪問診療の先生、訪問看護士さんには、これからも継続でお世話になることができます。
父が亡くなってから2年お世話になったグループホームのセンター長さん、スタッフさん達のお世話が行き届いたおかげで、母は入所当時より元気になりました。
まさか、それが結果的に裏目に出るとは思いもしませんでしたが…
高齢者を守るルールが高いハードル
人が自立して生きられない場合、かなりの費用が掛かります。
ひとりの高齢者の費用で、一家族が暮らせるくらいの金額になります。
その費用として「親の名義の預金」を家族が少額でも、引き出すのはとても大変。
年々ハードルが上がり、今回は戸籍謄本まで提示しました。
委任状すら簡単には出してくれないのです。
成年後見制度なども、良く調べないで使ったら返って家族には大変な事になることもあります。
育てて貰った大切な両親。
最期まで身内で世話をするべきと思う方もいるでしょう。
今私は、こうして多くの方々のお力を頂きながら、半分彼岸の人になった母に出来る限りの最善を尽くしていると思っています。
そして、私が経験したことを、誰かの「転ばぬ先の杖」に活かしたい。
助けて下さった多くの方々への感謝の気持ちと共に送って行きたい。
認知症の母への恩返しというより、恩送り。
これからは、美肌だけでなく「生きる」をテーマに情報発信していきたいという思いが強くなっています。
介護の転ばぬ先の杖、聞きたい人いますか?
大人の女性の俱楽部活動
奇跡の美肌®
